***第3回 どこに入れましょ?***
本の入れ先がわかったら,いよいよ棚詰めです.
しかしちょっと待ってください.あなたのお店の棚はどういう構成になっていますか?
数学があって隣に物理,化学,化学工学,生物,バイオ,科学,環境・・・・てなとこでしょうか.
たいがいのお店はだいたいこういう感じですね.
または環境と科学,生物が離れているところにある書店もあります.
そもそも棚は本来誰のものでしょう?店のもの?そうですね,所有権はお店ですから.
で,お店が勝手に何かのマニュアルに添って棚を作る.最近は取次が棚の設計までしてしまう.
ということを聞いています.全ての書店がそうとも思いませんが.
私は棚はお客様のものだと思っています.
お客様の意見が反映されて,欲しい本がちゃんと置いてある.
書店の理想でしょうが,理想なくして目標,そのための努力はありえません.
私の住んでいるところには,車でそれぞれ30分以内の間隔で,とある大手スーパーが3軒あります.こんなに近いのに,それぞれのお店の棚のレイアウトが全部違います.
A店では近くのスーパーが精肉に力を入れているので鮮魚コーナーを充実させているし,
B店は回りに他にお店がないので専門店をたくさん誘致してバリエーション豊富な店になっています.こういう発想が書店にも欲しいと思うのですが・・・
で,話を戻しますと,自然科学という学問はどこかで全てリンクしています.
物理化学なんて物理か化学かはっきりせえ〜!生物有機化学ってどっちやねん!!と担当者の皆さんは,手にとった本を前に怒ったこともあるでしょうか?(>_<)
できれば自然科学は同じ流れで構成して欲しいものです.
生物も化学が大きく関わっています.環境もそうです.数学なんて自然科学では必ず必要ですよね.
だから“カタマリ”で売るのなら棚は同じ流れで誘導的に.
