***第4回 どう入れていきましょう?***
さて本の行先が決まってきたら,次はお隣さんは誰?どこの階?平台に行くの?色々考えることがあります.
基本的には本の流れは左から右になっています.あえて逆に並べて奇をてらう必要もありません. だから本は左から右へ展開していけば良いのですが,本ってだいたい,まずは基本や初歩的な説明があって,段々内容が難しくなってきますね?
だから棚もそれに習えばいいと思います.
まず,入門書や総論的なものから展開していって段々各論的なものに展開していくのです. それを各中分類の棚でやるんです.化学入門から始まって,化学実験や化学計算なんかで終わる. 有機化学で始まって分子軌道法などで終わるとか.
中分類の始めに有機化学ならボルハルト・ショアーやモリソンボイド,マクマリーなんかから並べていくと,「あっここから有機化学が始まるんだな!」とお客様にはわかります. あとは大学のカリキュラムを参考にして並べていくと,それなりの棚になっていきます. カリキュラムは最近では各大学のホームページで簡単に調べられます. あなたのお店の近辺にある大学のホームページが一番参考になるのではないでしょうか?
今の棚はアルバイトさんでも棚差しが出来るように,棚番をふったり分類を決めたりしているところも多いと聞き及びます. でもお客様には棚番なんてわかりません.
専門書の場合はお客様の方が本を良く知っていることが多いので,本当に必要に迫られて買いに来るお客様は,それでも探してくれます. 棚はあくまでも棚差ししやすい棚ではなく,探しやすい棚でなくてはなりません.当たり前ですね?
